コロナの中、九州の田舎から東京へ引っ越してきた話

コロナ渦の引越し体験 体験談

なかなか一生のうちにこんな経験一度くらいしか無いかもな…と思いまして

今回は昨年、東京に引っ越してきた時のことを書いていきます。

働いていた会社を退職

私は大分県で接客業をしていましたが、結婚をし夫の住んでいる東京へ引っ越すために昨年の1月に長年勤めていた会社を退職しました。

「仕事も退職したし、引っ越すまではゆっくりできるぞー♪」なんて思ってました。笑

そのころ九州ではコロナの影響はまだなく、2月は実家の両親とゆっくり過ごし3月に引っ越そうかなーと余裕をかましていました。しかしあっという間に九州でも感染者が増えていき、そんな余裕もなくなっていきました。

予定通りに引越しできず

3月に予定していた引越しは4月にずれ込みましたが何とか手続きはできました。しかし引越し業者さんからは「他の東京行きの引越しのキャンセルが相次いでいるので正直どうなるかがわかりません。」とも言われました。状況が状況ですし仕方ありませんよね、こんな大変な時でもスケジュールを組んでくださり、引越しをさせてもらえて感謝してます。

引越しの手続きと退去手続きを進めていき、それと同時に車も持っていきたかったのでフェリーの予約を取っていきました。

福岡から横浜行きのフェーリーを問題なく取れ、あとは引越し当日を待つだけ!と思っていたのですが引越し1週間前になって突如、予約していたフェリーがキャンセルに…

理由ははっきり覚えていませんが国内の感染者が増えてきたため欠航となったようでした。

ここからがもう大変で、慌てて運行しているフェーリを探し大分の別府港のフェーリがまだ予約が取れたので急いで予約を取りました!しかし引越し3日前になってこちらも全便欠航になりキャンセル。

もう車を売って飛行機で身1つで向かうかどうするかめちゃくちゃ悩みました。売るにしても日にちももうないし東京で買いなおすのも大変だし…

東京まで車で自走

なやんだ結果、車で東京まで自走することにしました。(結果的にはこの判断をして良かったと思っています。)

引越し当日、引越し業者に荷物を引き渡しそのあとすぐに自分も車で出発!ほとんど高速道路を使えば1泊2日で東京へたどり着けました。

軽自動車だし、都心部の高速怖そう…と運転に不安がありましたが、このころの高速はガラガラでとても運転しやすく自分のペースで走れたので良かったです。フェーリーに乗るよりも安く済みましたし早く東京に到着できました。(フェリーだと2泊3日)

家の中でキャンプ生活

無事に東京についたのはよかったのですがここからがまた大変。引越し業者に頼んでいた荷物の到着が予定よりも遅れるとの連絡が…

相い乗せ?という安いプランで頼んでいたため、同じ東京行きの人がキャンセルになると日程がずれるとは説明を受けていました。

仕方なく車に乗せていたわずかな着替えと寝袋で生活することに。

東京は緊急事態宣言まっただ中で買い物も思うように行けず、家電は全部引越し業者に預けているため冷蔵庫も洗濯機もない、布団もない。フライパンでお米を炊きレトルトのカレーを温めて食べ、夜は寝袋で寝るという生活が1週間ほど続きました。

東京に引っ越せたけど家の中にいるのにまるでキャンプをしているようで、後にも先のもこんな経験はそうそうできないな…と思い今回この体験を書かせていただきました。笑

荷物が届いた後はハローワークに通い就活をはじめ、その後職業訓練校に通い始めるのですがそれはまた別で書いていこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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